双発機のラダー連動モーター制御法(2011.06.01 改定)
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ラダーと連動して、左右モーターの回転制御!

SW H(トレーナースイッチ) ラダ- モーター 旋回方向
ON (L)回転 右方向
(R)回転 左方向
OFF 左/右 回転しない
ラダー右とスイッチONの状態
(左モーターだけが回転している)
SW H(トレーナースイッチ)ONとラダーで
左右モーターを制御する
SW H(トレーナースイッチ)に
ふれなければ通常の操縦と変わらない
これは、私の双発機に採用している方法です
送信機:FUTABA-FF10
(送信機が異なる場合は、適当にアレンジしてください)*
☆左右のモーターで2CH占有するので、受信機は最低6CHが必要です。
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基本的には
<A-1>スロットルと(左)モーターのミキシング <B-1>ラダーと(左)モーターのミキシング
<A-2>スロットルと(右)モーターのミキシング <B-2>ラダーと(右)モーターのミキシング
この4つのミキシングが出来ればOKです
【注意】
ミキシング・プログラム設定中は、プロポの「サーボテスト」機能を使って、
サーボの動きを確認しながら行うと安全です。

アンプのコネクターは(+)電源ライン(真ん中の線)
を抜いて、絶縁処理をしておく
(受信機に複数の電源が供給されないようにするためで
BECなどを使う場合は、2個とも処理すること)
電源供給用 BEC
受信機のコネクター接続 (6ch受信機の例)
*CH1:エルロン
*CH2:エレベーター
*CH3:・・・・
*CH4:ラダー
*CH5:モーター(L) 
*CH6:モーター(R)

BECはCH3に接続(BECはどこに接続しても良い)
空きがなければYケーブルで接続しても良い。
送信機のミキシング 概要 (FUTABA FF-10の場合)
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CH5とCH6にそれぞれ左右モーターを割り当てる場合の例
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@AUXチャンネルのスイッチ割り当てを変更する
CH 5 SW  G → NULL
 CH 6 SW VrA → NULL
Aサーボリバースを切り替える
CH 3  THR → REV
CH 5 GEAR → REV
CH 6 FLAP → REV
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 注意:サーボリバースにしてないと、スロットル
最下段でモーターが高回転して危険です。
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** 以下スロットルとモーターのミキシング **
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** 以下ラダーとモーターのミキシング **
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<A-1>

マスターCH 3→スレーブCH 5  (スロットル→ギヤー)
  
      ↑
+100%
 RATE
      ↓
+100%

スイッチはどこでも良いが ポジション ”
NULL” にする
<B-1>

★マスターCH 4→スレーブCH 5  (ラダー →ギヤー)
  
      ←  0%
 RATE
      → -50%

★SW H(トレーナスイッチ) ポジション ”DOWN” にする

(注意)
Rateを 50%にする理由は、旋回する時フルスロットルの必要がないことと、スロットルをあげている時にラダーを切ると、さらに回転が上がって、アンプやモーターの許容範囲を超えるのを避けるためです。
・ラダー左でRate 0%の理由は、ラダー左の時、モーターを回転させないためです。
<A-2>

★マスターCH 3→スレーブCH 6  (スロットル→フラップ)
  
      ↑+100%
 RATE
      ↓+100%

スイッチはどこでも良いが ポジション ”NULL” にする
<B-2>

マスターCH 4→スレーブCH 6  (ラダー →フラップ)
  
      ← +50%
 RATE
      →  0%

★SW H(トレーナスイッチ) ポジション ”DOWN” にする

以下はサーボテストのデーターです。 
(このようなサーボの動きが確認できれば、設定はOKです)

注意:モーターにバッテリーを接続して最初にチェックする時は、
安全のためプロペラを外して行うことをお勧めします。
スロットルレバー最下段
(CH3,5,6共、表示バーはで同レベル)
スロットルレバー最上段
(CH3,5,6共、表示バーはで同レベル)
スロットルレバー 中央の時
(CH3,5,6共、表示バーはセンターライン上で同レベル)
ラダー(CH4)の時・・・・CH5だけ表示バー下向き
(見やすくするため、スロットルレバーを中央にして撮影)
ラダー(CH4)の時・・・・CH6だけ表示バー下向き
(見やすくするため、スロットルレバーを中央にして撮影)